手帳を趣味にして12年の、わたしなりの「手帳会議」のやり方を4つのステップでご紹介します!
多冊使いの使い分けに悩んでいる方、手帳選びが迷宮入りしてしまっている方の思考整理の助けになればうれしいです。
必要なものは紙とペンだけ。さあ、手帳会議を始めよう!
1.今使っている手帳の使い方を書き出す
まずは現状把握。
稼働しているかどうかは一旦無視して、手元にある手帳を洗いざらい書き出します。
手帳ごとに以下の3点を書いておきましょう。
- 手帳名※イラストでも◎
- 役割・テーマ(スケジュール管理、日記、育児記録など)
- 実際に書いていること
参考までにわたくしめの雑すぎる手帳会議ノートを載せます。
色分けしてあるのには意味があります。
青:手帳同士の関係(書き写し・併用など)
赤:お気に入りポイント / 改善したいポイント
緑:次の手帳選びに向けてのアイデア / アクション
余っている手帳カバー・ノートなどもあればメモしておきます。
(いつか使うことを夢見て。笑)
俯瞰して見ることで、「役割がブレているから使い込めないんだなあ」とか、「書くことが重複しすぎているからめんどくさくなってしまっているなあ」とか、見て見ぬふりをしていたことがつまびらかになっていきます。笑
2.手帳に書いておきたいことをリスト化する
今の使い方も含めて、引き続き書いておきたいことや新たに書きたいことをリスト化します。
一覧ができたら次は仲間分けをしていきます。
- 統合できるリストはあるか
- 1冊にまとまっていたほうが便利な組み合わせはあるか
◀例で統合できそうなのは
- 体調ログ+ムードトラッカー
- 小遣いログ+買ってよかったもの
なぜなるべく統合するのかというと、細分化すればするほど手帳が増え、管理が大変になって”楽しむ”とは程遠い状況になってしまうから。笑
あとわたしはぎゅぎゅっと情報が詰まっているのが好きなので。
あとは「これは同じ手帳に書いたほうがよさそうだな」と検討しながら、わかりやすくマーキングしていきます。
わたしの場合は計画系(緑)かログ系(紫)かで大きく分けています。
この段階で、その記録をするのに必要なスペースがどれくらいなのかも考えておくとピッタリの手帳を見つけやすいです。
月間ブロックがあれば充分なのか?時間軸は必要か?
メモページに書くならどれくらいのページ数があったほうがいいのか?
など、自分のライフスタイルに合わせて手帳の形式をイメージしておくと、無駄のない選び方ができます。
3.使ってみたい手帳をリスト化する
さっきまで書き出したことは一旦忘れて!(重要)
ワクワクときめく手帳探しの旅に出かけましょう♪
見た目が好き!はモチベーションに大きく影響します。
手帳メーカーや文房具屋さん、SNSでステキな手帳の情報を集めていきます。
手帳のラインナップも年々多様化しているので、ありすぎて困る!という方は先ほどの書きたいことリストに必要なフォーマット(月間ブロック、週間バーチカルなど)から検索するとよいでしょう。
4.書きたいことと手帳をマッチングする
さて、ここからはパズルの時間。笑
3.使ってみたい手帳に内包されるフォーマットや付録を書き出して、そこに2.書きたいことリストを当てはめていきます。
1.今使っている手帳の使い方と同様の見た目になります。
公式ホームページなどから内容(月間・週間・メモ・付録など)をチェックして、どの場所に何を書くのかを具体的に決めていきます。
これがピッタリ組み合わせがはまれば気持ち良いですが、既存のフォーマットがある手帳では100%フィットするのは難しいかもしれません。
その場合は、ノートページを活用してシールやスタンプでカスタムしたりすることも視野に入れましょう。
市販の手帳以外にも、手書きが好きなのであればバレットジャーナルのようにノートにオリジナルフォーマットを作成したり、リフィルを好きに組み替えられるシステム手帳といった選択肢もあります。
ちなみにわたしは型にはまるのが好きなので、いつも市販手帳から相棒を選びます。
あと定規使っても直線が引けない大雑把マン&リングがなんか無理/(^o^)\
【結論】好きな手帳を好きに使え!
ここまで解説しておいて最後に身も蓋もないことを言うと、情熱のまま好きな手帳を好きに使ってしまえばいいじゃない?と思っています。
だって欲しいんだもん!使ってみたいんだもん!というインナーチャイルドの声に耳を傾けるのもアリなんじゃあないかと。
1冊数千円ですもの。そこまでの損失にはなりません。
いやでも高い手帳はすっごくためらう。失敗したくない。笑
でも、もし買って「ちょっと違うかも」と感じても、別の使い方をすればOK!
もちろん、最初から同じルールで使い続けたい気持ちも理解できますが、気分や生活が変わるように、手帳の使い方も柔軟に変えていくと、より「使った」感があって愛着が湧きますよ♪
手帳を使っている間は、いつだって何度だって手帳会議をしてよいのですから。笑