手帳会議

【2025年の手帳】養生手帳と一緒に、心と体をおいしく整える

みなさん、養生してますか?
養生とは?

養生とは中医学の『未病先防』(病気になる前に対応し未然に防ぐ)の考えに基づく、日々を快適に過ごすための先人の知恵です。

養生のススメ|養生手帳2025

だそうです!

とにかく最近もっぱら健康になりたいわたしに、ピッタリの手帳を見つけてしまいましたーーー!
それが「養生手帳」。

わたしをじんわり癒す、やさしい養生の知恵が詰まった手帳
いつも疲れているあなたへ。養生で自分にやさしくすこやかに過ごしたい人のための、暮らしになじむ漢方×暦×ライフログ。
人気書籍『おいしい漢方365』シリーズ著者・久保奈穂実氏が監修。

1年をおいしくすこやかに過ごす養生手帳2025|インプレス手帳

ということで、早速レビューいきます!

養生手帳の特徴

養生に関するコラムが充実しすぎている

この手帳のすごさ…それはコラムが充実していてもはや本!なところ。

後のページ構成でも触れるのですが、まず手帳を使い始める前に養生の基礎知識についてやさしく説明してくれています。
さらに月ごとに季節の特徴や過ごし方、旬の食材を教えてくれるだけでなく!
なんと週ごとにもコラムがあり!
あまつさえ毎日ちょっとご自愛できるプチ養生コラム付き!!優しすぎて恐ろしい!!!!

製本や紙質もしっかりしている

インプレスさんの手帳って初めて買うんだけれども、普通に糸かがり製本で180度パタンと開くし、紙が厚めなのもあっていかなるペン・マーカー・スタンプでも透けなかったんだけど何者?

紙が薄いのに透けない!もすごいんだけど、基本的に手帳は家置きのわたし。
厚くても一向に構わんので、遠慮なく浸透印スタンプ押させてほしい。
養生手帳は厚いと言うてますが、あくまでトモエリバーのような有名手帳用紙と比べて厚いってだけで、普通にコピー用紙程度には薄いです。

▼ペン・スタンプテスト一覧

油性ボールペンが一番なめらかで書きやすかった印象。
ゲルインクは細字だとちょっと紙にひっかかる感じが強かったので、たぶん使わないかも。
(丁寧に書きたい人はそんなに気にならないと思う)
ゲルの中ではサラサ、ユニボールワン、ジュースアップはまだ書きやすかった。

養生手帳のページ構成

養生手帳には健康ログが捗るマンスリー・ウィークリーのほか、とにかく養生というテーマに一貫したコンテンツが充実しています!
それぞれの内容と、私がどう使っていく(記入する)予定なのか、暫定ですが紹介していきますね。

この手帳の使い方

冒頭に養生手帳の各ページごとの使い方について解説するページがついています。親切設計!

ここをしっかり読めば、この手帳の良さを十分に発揮できる使い方ができそうです。
「気になった部分だけ書くのもOK」とあるのも優しさが溢れていますね。

余談ですが、以前は自由に使える手帳が好きだったけど、最近はある程度制約というか、使い方のガイドラインがある手帳の方が書きやすいと感じるようになりました。
自分時間が限られているので、思考や選択するのに時間をかけたくないんですよね…

養生の基礎知識コラム

養生とは何か、養生するうえで気をつけておくとよい身体のゆらぎの原因(季節・月の満ち欠け・月経周期など)や、体の状態を把握するポイントについてわかりやすく解説されています。

中医学において体の健康を保つために重要な要素とされる「気・血・水」や、「五臓」といった今まで触れてこなかった知識もあり、読みごたえ抜群。
病気になったら病院で対症療法をする、という西洋医学のほうがわたしにとっては身近なので、これを気に東洋医学の『未病先防』(病気になる前に対応し未然に防ぐ)ついても学んでみたいなと思いました。

自分だけの養生リスト

最近の手帳ではウィッシュリストが付属しているのをよく見ますが、さすが養生手帳。
自分だけの養生リストがあります!
以下の2パターンあり、それぞれ見開き2ページたっぷり書けます。

  • 養生をしていたら「ここがよくなった」リスト
  • 「しんどいときにこれをやるといい」リスト

※↑それぞれ片ページだけ切り取っています。
実際は養生をしていたら「ここがよくなった」リストは21個、「しんどいときにこれをやるといい」リストは14個書けます。

「こういう過ごし方をしたら調子が良かった」「調子が悪いときにこうしたら改善した」といった自分の取扱説明書になります。

年間カレンダー

カレンダーは2025‐2026年の2年間。
体調を崩した日にマーキングするなど、かんたんなハビットトラッカーに活用できそう。
俯瞰で見たらどの季節にどんな対策をしておくべきかが分かるかも。

年間スケジュール

年間カレンダーは幅が狭いので、数字や記号で体調管理できるものがいいかなと思います。
体重歩数ムードトラッカーなどなど…うーん。

年々PMSがひどくなっているので、今のところムードトラッカーに一票!
「不機嫌な日が続いているな…落ち着こう」と客観的に冷静になるページにします。笑

月間コラム

マンスリーの前に月ごとの季節の特徴や過ごし方のポイントが分かるコラムがついています。
取り入れたい食材や二十四節気といったヒントをもとに、「今月養生したいこと」という自分の目標を記入。
この目標の書き方についても「この手帳の使い方」で例が見れるのでありがたい。

マンスリー

マンスリーには月の満ち欠け、二十四節気・雑節といった体調の変化に関わる日がわかります。
そのうえ吉日(一粒万倍日・天赦日)、六曜まであるので、普通にスケジュール管理に使おうかしら。

計画用にはFOCUS EiTOを使っていますが、マンスリーは別の使い方をしているし、マンスリー⇔ウィークリーを行き来するのが微妙に面倒。
養生手帳のスケジュールを見ながらFOCUS EiTOに実行ベースでタスクに落とし込んでいくというのがシミュレーション上では良さそう。シミュレーション上では!

スケジュールだけでなく天気予報生理の予定、この週はイライラ注意!とかも書いておくと、「いつでもいい予定」も決めやすくなりそう

ウィークリー(週間ブロック)

「手帳を書く気分じゃあないかも」という日でも、週ごとのコラム、毎日のプチコラムを読みたいがために毎日手帳を開けそうです。

フォーマットは週間ブロックタイプ。
といっても自由に書けるスペースはそこまでなくて、その日の心や身体の調子が良かったこと/悪かったことが一言程度書けるようになっています。
そのほか、体調に関わる項目を俯瞰で見れるような構成になっています。項目は以下のとおり。

  • 天気/気圧/温度
  • 睡眠
  • 便
  • 運動
  • 食事
  • こころ

一行ずつスペースがあるけど、続けるためにはまず○△✕と記号だけ書くことから始めようと思います。慣れたら理由も合わせて書くかな。

毎月の振り返り

月間コラム→マンスリー→ウィークリーと続いて、月の締めくくりには振り返りページがあります。
1か月がまとまるので、今月も生き延びたぞ!という気持ちで書けそうです。笑

出来事の「振り返り」だけでなく、「先月と比べて身体の調子はどうだった?」という質問があるので、自分の体調の傾向について記録できます。
この振り返りをもとに養生リストを作っていく、という流れになりそうですね。

2025年の振り返り

2025年の12月が終わったところで、その年の振り返りが1ページあります。
今年の過ごし方を踏まえて来年どうしていくか、次の手帳への引き継ぎ事項をまとめるページにしたいですね。

ノートページ

巻末に横罫のノートページが16ページあります。
健康に関する調べ物メモにするのもいいけど、見たらご機嫌になれる写真や言葉を書いてもいいかなあ。

ここは使い始めてからおいおい考えます。笑

養生手帳の基本情報

サイズB6(縦182mm×横128mm×厚さ13mm)
マンスリーの期間1月始まり:2024.12-2026.01
ウィークリーの期間2025.01-2025.12
価格2,420円
ノートページ数16ページ / 横罫
ほか付属品スピン2本、ビニールカバー